中国建設に貢献した5・8会のつどい (2006/5/8,9)
武亜明総領事のあたたかい心に感動の涙
中国建設に貢献した5・8会のつどいに50名参加
5月8・9日の2日間、58会(1958年の中国帰国者で、九州を中心にした人達の集まり)の集いが、福岡市の海の中道ホテルでおこなわれました。 遠くは秋田県、千葉県からも参加し、総勢50名で盛会となりました。 終戦の混乱の時期、人民解放軍に遭遇し、その一員として、また看護婦として活躍した人や炭鉱、工場などで解放戦争を支援し、建国後の経済建設に貢献するなどさまざまな役割を果たしてきた人達で、思い出話は尽きないものでした。
今回の集いで特筆すべきことは、武亜明中国駐福岡総領事が参加され、出席者の終戦当時の活躍を評価し、心温まる感謝の意を表された事でした。 沢山の参加者が、帰国後はじめて「中国要人の評価と謝辞の言葉を聞き、感動し心温まるものを感じ、涙が出た」と感想を述べていました。 また「みんなの先頭にたって、中国の秧歌(ヤンガ)を踊る総領事の打ち解けた姿をみて、踊りながら目頭が熱くなった」「日中友好への思いが一層強くなった」などの感想が多く寄せられました。
日中関係は「靖国参拝」などで不安の空気が漂っていますが、日中両国民の努力で必ず打ち払われるという確信を強めた二日間でした。
なお、この集いの世話人として、日中友好協会福岡県連合会各支部の会員である宗弘有蔵、西村儀一、田原計、小林俊子、深谷節子の各氏が領事館との打ち合わせや準備から当日の運営まで力を尽くされました。
2006年 5月 28日 中国残留邦人帰国者 | Permalink
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