大牟田で支部再建会議を開く (2009/9/9)
支部再建会議を開く
日中友好協会大牟田支部再建のための第一回会議が、9月9日、大牟田市で開かれました。
大牟田は、かつては三井三池炭鉱の名で全国に知られた労働者の街。太平洋戦争中、二千五百名余の中国人が強制連行され、五百六十四名の尊い命が奪われました。大牟田市でも日中友好協会は早い時期に結成され、活発に活動を行っていましたが、中国と交流が正常化される前に、あいついで活動家がなくなり、活動は停滞していました。
しかし、「絶対に大牟田の日中友好の灯は消さない」という矢田正剛さん、堀栄吉さんらの心血注いだ奮闘の末に、ついに支部再建会議がもたれました。会議の後、昼食をとりながら懇親を深めました。当日は、「三池炭鉱中国人殉難者慰霊塔」を守るために永年、力を尽くしてきた兵藤重郎さんご夫妻も参加され、慰霊塔の環境・条件整備の取り組みなどについて方針を決めました。また、北京風雷京劇団公演、「沙飛写真展」、日中友好カレンダーの普及の取り組みについても討議し、力を尽くすことにしました。このような活動の中で、支部再建を来春に行うことにしました。
さっそく、9月13日には、「中国人殉難者慰霊塔」で、9名が参加して、「旧盆会・慰霊のつどい」を行いました。
2008年 10月 2日 中国人強制連行・強制労働事件 沙飛写真展大牟田支部 | Permalink
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