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矢崎本部事務局長の講演に感銘 第48回 協会福岡県連合会大会開く (2009/10/18)

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Img20091113_02  福岡県連合会は10月18日、福岡市中央市民センターで、第48回定期大会を開きました。

 

 大会は、来年6月の全国大会までに、新たに2百名の新しい仲間を迎えるために、「確信がもてる大会に」という位置づけで開かれました。
 このため、特別に企画した矢崎光晴事務局長の講演や強制連行問題をとおして全県的に友好運動を進める特別報告、また、諸分野にわたっての発言によつて、「協会の歴史と活動の意義がよくわかり本当によかった」「生き生きとした大会だった」と参加者が確信と情熱を強めるすばらしい大会となりました。

 

 午前中は、矢崎本部事務局長が「日中友好運動の誇りと確信、そして展望・変革の力を持つ国民的な運動へ」と題して特別講演を行いました。
 氏は、日中友好運動の60年を振り返り、戦前戦中の反戦平和活動、協会創立前後の情勢、中国の干渉との闘いと教訓、関係改善後の活動の発展と現状と課題について、70分にわたり、豊富な資料を使いながら、講演を行いました。
 特に 「国民運動としての日中友好運動」については、中国の存在、歴史認識問題、「社団日中友好協会」てとの関係、民主連立政権の下での活動、変革の力を持つ協会づくりの話には、みんな、瞬きもせず、熱心に耳を傾けていました。
 矢崎氏は最後に「日本を変え、中国を変え、アジアと世界を変える運動が、日中友好運動です。
 生命と人間を大切にする社会を作るためにも協会の存在と活動の意義は大きなものがあります。
 2万人協会に向けて福岡の奮闘を心から期待します」と講演を結び、会場から大きな拍手が起こりました。
 講演後、チベット問題などについて6人の質問に矢崎氏はひとつひとつ丁寧に答えました。

 

 午後は、大会となりました。
 武田正勝会長の挨拶、議長に星野信、安永亮両氏を選出し、この1年間の活動の総括、新年度の活発な運動方針、財政の決算、予算及び人事を討議し、満場一致で承認しました。
 大会は、13名の代議員から中国人強制連行事件と友好運動、青年学生が参加する運動、帰国者支援運動、班つくりの重要性、会員が増えると活動が豊かになるという体験、戦争展の一般市民の参加が増えた、組織の弱点を克服するために事務局体制の強化、協会の中国語講座の魅力、日ごろから会員を大事にすることが協会発展に繋がることなど、短い討議時間にかかわらず多岐にわたる心打つ発言があいつぎました。
 役員改選では、6名の新任の役員を含め、34名が選ばれました。

 

 最後に「県連は2千名の組織確立に向かって着実に前進する」との大会宣言を発表し、日中友好運動の更なる前進を誓い合いました。
 大会終了後、矢崎本部事務局長、武田会長も参加して懇親会を開き交流を深めました。  

2009年 11月 14日 福岡県連合会 中国人強制連行・強制労働事件 中国残留邦人帰国者 |

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