天山の万年雪・炎熱の砂漠を楽しむ 「新疆・シルクロードの旅」
日中友好協会福岡支部主催の「新疆・シルクロードの旅」は、総勢25人が参加して、6月16日から12日間行われました。
上海では、黄甫江ナイトクルーズで百年の時代の差を感じる外灘両側の夜景を楽しみ、ウルムチでは海抜2千米の「天池」を眺め、更に飛行機を乗り継いで、砂漠のオアシス・クチャに降り立ちました。
砂漠の中の「キジル千仏洞」を見学しましたが、8世紀の色鮮やかな仏画・塑像たちは、イスラム教徒による偶像破壊、英・独・日本などの探検隊による「剥ぎ取り」・「文革」による破壊によって、見るも無残な状態になっていました。
12時間に及ぶ「タクラマカン砂漠」横断の途中、胡揚の大樹の木陰で食べた「ナン・西瓜・ハミ瓜」の昼食の美味しかったこと!。
ホータン河に入って玉石(?)を拾い、ヤルカンドから、メルケトでは、農家
の庭先で農民歌舞を楽しみました。文化遺産となっている彼らの歌と演奏は素朴で力強く、私たち旅行団からも飛び入りで踊りの輪に加わって、交流の笑顔と拍手が鳴りやみませんでした。
カシュガルのエイティガール寺院前広場では、ビデオカメラを構えた喀什市旅游局の取材を受け、喀什市が綺麗になったと褒めると同時に、日中友好協会の宣伝もしてきました。
カシュガルからトルファンまでの「南疆鉄道」の旅は、時ならぬ豪雨に見舞われ「線路が流出した」とのデマも流れて4時間以上の遅れとなりましたが、おかげで夜明け前に通過してしまう予定の「万年雪の天山」の景色をしっかりと見ることができました。
予定遅れのためトルファンでは、高昌・交河両故城の見学を割愛して、カレーズの清水と火焔山の暑さを味わって、名物干し葡萄のお土産をそれぞれ買い込んで、帰途のウルムチに向かいました。
2012年 7月 11日 福岡支部 イベント・講演 | Permalink
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