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門司支部ついに再建 6年間の「血と涙の結晶」

門司支部ついに再建
6年間の「血と涙の結晶」

 

門司支部ついに再建 6年間の「血と涙の結晶」

 5月27日、長期間準備してきた再建総会がやっと開かれました。
 門司は会員数が支部基準数を大きく落ち込み、総会も開かれず、5年もの空白がありました。しかし、中国人強制連行の上陸地である門司に何としても支部を再建するために、県連、北九州協議会の応援をえながら、準備メンバーは「血と涙の努力」を続けてきました。
 メンバーには病人が多く、その上、支部長以外に役員はおらず、総会開催に関わるのが初めて人もいる有様でした。参加者目標は、会員20名の倍以上。チラシ1500枚を配り、郵便、電話での案内もしました 
 当日は、門司みなと祭りの最終日の日曜日。気をもむ中、43人の参加となりました。会員外の方が多く、八幡、戸畑、小倉各支部からも参加され、本部からは、メッセージが寄せられ、福岡県連の松尾理事長が再建の祝辞を述べました。

 

  迎由理男教授が講演

 永いこと、日中としての独自の活動がほとんどなく、さまざまな中国問題が、渦巻く中で、多くの人が、「最近の中国事情について」ありのままを知ってもらうことが大事と、総会の前に講演会をおこないました。  
 講師には、北九州大学経済学部の迎由理男教授にお願いしました。
 質問では、「汚職に対しての政府の姿勢」「中国は嫌いだが文化や自然の遺産には、親しめる」などが出されました。
議事では、中国を客観的に正しく、理解できるような学習会、会員が友好と平和のために活動できるよう務めること、強制連行中国人犠牲者の慰霊碑建立に向けての調査などが提案されました。  討議では、辛亥革命で孫文が、長い中国の王朝支配を倒し、選挙制と共和制をアジアで初めて導入した歴史的な先進面を紹介する発言もあり、すべての議案が承認されました。

2012年 7月 1日 中国人強制連行・強制労働事件門司支部 |

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