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友好を奏で心いやした二胡演奏祭  1,500人を超す感動の渦  

友好を奏で心いやした二胡演奏祭  1,500人を超す感動の渦  

友好を奏で心いやした二胡演奏祭  1,500人を超す感動の渦  

 5月6日、福岡アクロスで、日中友好協会福岡県連創立60周年を記念する「九州二胡演奏祭」が、劉福君二胡教室との共催で開かれました。

 午後1時の開場定刻前には、会場のシンフォニーホール入口階段で幾重にも折れ曲がった入場者の列が、アクロス南口を出て、最後尾がホールを取り巻くほどの長蛇の列になり、当日券発売の窓口にも百人を超える人びとが並び、開演前から、皆さんの期待に取り巻かれた「演奏会」になりました。

百五十人を超す演奏者

 オープニング曲「胡琴祭序曲」が、会場いっぱいに広がった時には、客席は満席。
 舞台上も、九州各地の「劉福君教室」の二胡奏者、大阪の「日本華楽団」、「熊本交響楽団」の、総勢百五十人を超す演奏者で溢れ、二胡第1列の奏者19人は、ステージを降りて客席前で演奏し、客席・舞台合わせて千五百人を超す、温かさに溢れる演奏祭が始まりました。
 RKB村上幸子さんの司会で、全員合奏は劉福君さん作曲の「島の風」に移りました。海童さんの琉球三線と瀋兵さんの揚琴が加わって、劉福君さんの温かく・美しい沖縄に寄せる思いを、鮮やかに描き出しました。

日中友好の響きが

 その後、一番ヶ瀬宗幸県連会長が、満員のお礼とともに「この日中友好の響きが平和の波長となることを願っています」と挨拶して、大きな拍手を受けました。
 つづいて、二胡の28人と「日本華楽団」「熊響」が、二胡合奏曲「北京有個金太陽」を、軽快に演奏しました。
 「月夜」を、48人の二胡と瀋兵さんの揚琴伴奏で、静かな曲の中に流れる哀愁と強い思いを表現しました。
 第1部最後は、「日本華楽団」「熊響」の協演で、ピアソラの「リベルタンゴ」を会場いっぱいに響かせました。

染み渡る二胡・揚琴の音色

 第2部は、ゲスト演奏家の演奏が中心です。
 最初に登場したのは、北京からの著名な二胡奏者高揚さん。
 演奏曲は、南京出身の高揚さんにふさわしく「江南春色」。静かでありながら、深さを感じさせる高揚さんの二胡の音色は、江南の美しい景色と深い文化さえ感じさせてくれました。
 次いで、揚琴伴奏で瀋兵さんが、滝廉太郎の「荒城の月」を独奏して、揚琴の音色の美しさ、152本の弦を弾く技で会場を感嘆させました。
 70年代に創作された二胡曲「喜送公糧」を、福岡・熊本などの劉門下生選りすぐりの9人が、豊作を喜び、意気揚々と運ぶ様子を演奏しました。
 日本で二胡振興のために活躍している武楽群さんが、西方に旅立つ友を送った有名な王維の漢詩を基にした「陽関三畳」を、独特の低く唸るような響きで、朋友を想う気持ちを表現しました。
 最後は、純白の衣装に着替えた劉福君さんに「華楽団」「熊響」も加わり、20分に及ぶ「紅梅随想曲」でした。
 この曲は、民族歌劇「江姐」の主題曲《紅梅賛》を素材に、呉厚元が「文革」後の80年に創作した協奏曲です。
 寒さ厳しい中に凛と咲く紅梅に、劉福君さんの思いが重なった圧倒的な熱演に、会場の拍手は鳴りやみませんでした。
 かわいい子供さん達から花束を受けた出演者たちは、アンコールに応えて、劉さんお得意の「賽馬」を全員で合奏。更なるアンコールに応えて「ふるさと」を演奏し、会場全員の合唱と一体になって、日中友好の雰囲気に満たされたフィナーレになりました。

 会場で寄せられたアンケートは、前代未聞の262通。「二胡の澄んだ音色に、心が癒された。日中の文化のつながりを感じた。」「日中間にある問題も越えて行けると思われる友好的な雰囲気に満ちて心が熱くなった。」「今後もこのような民間の文化交流を強めてほしい」「一貫して日中友好を進めている協会の皆さんに頭が下がります。私にも協力させてください」など、二胡の余韻が残っているような感想や、協会に対する期待の言葉が溢れていました。

2014年 6月 12日 イベント, 二胡 |

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