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(続報)第60回福岡県連大会成功裡に終わる! ~ZOOM14ヶ所を含め55人が参加~

日中国交回復50周年 第60回福岡県連大会成功裡に終わる! ~ZOOM14ヶ所を含め55人が参加~ 続報

日中友好協会福岡県連合会
号外  2022年3月15日

日中国交回復50周年
  第60回福岡県連大会成功裡に終わる!

      ~ZOOM14ヶ所を含め55人が参加~

(続報)大会発言  ⇒前半を読む

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     戦争は絶対ダメ
 日高秀子(福岡・帰国者)さんは「ウクライナの戦争は帰国者の避難と重なってとても悲惨です。戦争は絶対起こしてはなりません。人間らしく生きたい、このままでは生活も心も苦しい。帰国者の声を国会に届けます。国会請願署名にご協力下さい。」

 大学一(田川)さんは、ロシアのウクライナ攻撃に対して考えることを5点に纏めて報告。「①核兵器禁止条約を世界のすべての国が承認して署名する。②現在存在する各国の安全保障条約はすべて破棄する。国連憲章を守る。③世界の紛争は平和的に解決する。④世界のすべての国は戦争を放棄し、戦力を保持せず、交戦権を認めない。⑤基本的人権を尊重し、すべての人が平和のうちに生存する権利を認める。」

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発言する稲津さん

   コロナを乗り越えて
 松永奉義(八幡)さんは「コロナ禍で行事が何もできなかったが、中国映画を見る会をとりくみ「山の郵便配達」を鑑賞して感銘を受けました。隣国中国との友好の為に頑張りたい。」

 稲津克子(小倉)さんは「まんえん防止が解除されたので中国語講座を再開しました。宣伝紙を渡していた市民劇場のお友達に協力をお願いして新聞が増えました。」

   中国人強制連行慰霊碑建立
 松本正(飯塚)さんは「三菱マテリアルが飯塚炭鉱で強制労働させた中国人と和解が成立。現存する巻上機の土地155坪を購入して慰霊碑建立の実行委員会をつくって準備しています。その資金は、歴史人権平和基金管理委員会(三菱、弁護士、中国人当事者で構成)に申請中で間もなく承認される見通しで年内には完成する予定です。」

 堀榮吉(大牟田)さんは「大牟田宮浦坑の慰霊碑建立から10年目を迎えています。宮浦石炭記念公園内の用地契約が10年となっており、今年は7月17日に予定しています慰霊祭を盛大に催して存続できるようにしたい。自分自身は90才となり、74人の帯封をつくって配布集金しています。若い協力者のお母様が入会され心強く感じています。」

   「中国百科テキスト」は中国をまるごと知る
 松尾武蔵(筑紫)さんは「中国の歴史、地理、文化、政治・経済の4分野の専門家が執筆した『中国百科テキスト』は中国を知る宝の資料です。日中両国民の相互理解を深める上で欠かせません。中国が改革開放以来急速な経済成長を遂げ、2022年には「高所得国」入りを果たし、さらに「共同富裕」を目指しています。中国の変化は「増補版」で補強されています。中国の正確な情報を知る為にみんなで学び合いましょう。『中国百科検定試験』は知ることの喜びを体験するいい機会です。挑戦しましょう。」

 星野信(福岡)さんは「コロナの影響で両国民の交流が停滞しています。それでも、日中両国の若者は相互理解を深める努力を続けています。政治的な溝は広がっていますが、昨年の内閣府による世論調査では、18才から29才の若年層は『中国に親しみを感じる』との回答は41.6%で全体平均20.6%の2倍と毎日新聞は報じています。」

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(左から)松尾さん、原田さん、
議長の岩佐さん、片山さん、
挨拶する稲村会長

   大会のまとめ
 原田祥昌事務局長はまとめで「13人の発言は支部活動の教訓になるものでした。中国総領事のオンラインでの挨拶は画期的でした。日中国交回復50周年を跳躍台にさらなる友好を発展させていきましょう。
 ロシアによるウクライナ侵略は国連憲章をないがしろにするもので国連では非難決議が141ヵ国の賛成で採択されました。武力は許さない、田川支部の5つの決議は指針となるものです。
 学生の報告は若者の実状を知るいい話でした。百科検定予備講座は中国を知るいい機会です。全国に発信されることになりました。
 帰国者のとりくみを全面的に支えて要求実現をやり遂げましょう。コロナを乗り越えた支部活動が生き生きと語られたのは、今後の展望を示すものとなりました。
 県連の前進を目指してともに奮闘しましょう。」と結びました。

2022年 3月 20日 福岡県連合会 イベント・講演 中国人強制連行・強制労働事件 中国残留邦人帰国者 交流 中国百科検定 |

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