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公演(楽屋)レポート その1

≪公演(楽屋)レポート  その1≫

 1年前から準備してきた日本側の各地の実行委員会。そのスタッフのレポートをお送りします。まずは、10月20日の東京公演に備えて、10月14日の仙台公演のスタッフに同行したおがわらさんから。

◆東京公演実行委員会のおがわらさん

 見学も兼ねて13、14日に仙台にお邪魔しました。

 仙台公演無事終了してよかったです。仙台のみなさま大変お疲れさまでした。
 今回の風雷のみなさんは、年が若いこともありとてもフレンドリーでみんな「いいやつ」です。人間関係も風通しが良いようでした。。。舞台監督の殷秋瑞さん(いまNHKの中国語講座出演中)、字幕係のKさん(中国語ペラペラでいま台湾の布袋劇イ=布製の指人形劇に凝っているそうです)、マイクロ運転手のIさん(古井戸のころの張芸謀に似ています)とみな良い方です。

 13日は松島観光でした。キャッキャいいながら写真を写しあって楽しんでいました。昼食の鰻丼は足りない方もいておかわり発生。中国ではあたりまえのビールも飲みます。マイクロが29人乗りでほぼ満席と(補助席も含む)かなりぎゅうぎゅうです。夕食の牛タン屋でも劇団員はごはん大盛りという措置がとられましたがみなさんペロリとたいらげました。その後の自由時間では、野菜を買ってきた方もいました。どうしても野菜不足になりますよね。

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楽器、衣装、道具など、
大荷物を運ぶ4トン車

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化粧をして、開演準備。

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団長と女優さんが衣装のままでサイン

 14日の朝はホテルで朝食をとり、劇場へ移動し、みんなで寄ってたかって4トン車から荷物を下ろしました。その後まず絨毯をしき(4メートル程度の正方形2枚)、背景幕を張り、リハーサルへ。結局13時開場のところを13時半までリハーサル。どうなることかと心配しましたが、そこはやはりプロで初演はやや固さがあったもののきっちりとやってくれました。
 用意された3部屋の楽屋のうち1部屋は衣裳部屋、もう一部屋はメイク部屋、もう一部屋は食事部屋(ほとんど楽隊の人が使っていた)というふうに使っていました。衣裳はひろげておかないとおっつかないようです。楽屋以外にロビー的な場所があり食事場となりました。喫煙コーナーで、片言の中国語でだいぶ雑談しました。
 お昼のお弁当はリハーサルが押したこともあり、楽隊の団員以外はほとんど食べられず。食事パターンは大きく分けて、1楽隊2団長3その他役者さんとあり、楽隊は食事時ごとにきっちりと食べます。団長は消化の良いものを少し(そりゃ満腹でトンボ切れないですよね)。その他のみなさんは時間の関係もあり、昼と夜の間の食事がメインです。飲み物は中国式にマイボトルを持っている方が多く、ほとんどがジャスミン茶かお湯を入れていました。
 マクドナルドやケンタッキーが好きだと小耳にはさみ、100円ハンバーガー20と230円のチキンピース15を昼と夜の間に差し入れてみましたが、完食でした。ほとんど20歳代なので日本人の若者と嗜好は変わりません。。。とにかく何役もやり舞台裏も走り回っている状態なのでおなかが減るのだと思います。

 女の子が弁当のレモンをお湯に浮かせて飲んでいた(ビタミンC対策だと思います)のでレモンスライスの砂糖漬けを作って用意してみようかと考えています。若干風邪をひいている方もいるようなので、野菜を増やしてあげるといいと思います。(サラダはあまり食べないので工夫が必要ですよね、これから考えます)

 本番が始まり殷さんの解説もうまくまとまっていました。
 夜公演はお客さんの反応もよく(拍手が適宜盛大)美こう王では子どもの笑い声もでて「大人も子どもも楽しめる」公演でした。卓上カレンダーとパンフは、衣装をつけたままで団長と女優3名のサインセールを行い、売れ行きがよくなりました。 

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コメント

こんにちは!
私も他地域での公演を見に行く予定です。
お子さんの笑い声があった、とのこと、
公演自体は、3歳くらいの子だと難しいでしょうか?

投稿: coco | 2008年10月20日 (月) 21時43分

cocoさん。

こんにちは。
孫悟空や龍宮城の水族、地獄の化け物など、コミカルなキャラ。美しい仙女たちなど、京劇のキャラはみんな派手で、色鮮やか。京劇独特な音楽。アクロバテックな動作もあり、「こどもから」楽しめる舞台です。
上演する演目も、日本公演のために、いいとこどりの、わかりやすい演出になっています。セリフは中国語ですが、字幕を読まなくても、楽しめると思います。

投稿: みみ(サイト管理人) | 2008年10月21日 (火) 01時27分

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