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公演(楽屋)レポート その15

■北京風雷京劇団帰国報告

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 11月8日(土)、都城を朝8時15分に出発したという一行は、見送り団が着くより早く、福岡空港国際線ターミナルに到着。一行は多少疲れた感じでしたが、1ヵ月近くにわたる日本縦断公演をやり遂げた充実感に安堵の表情。松岩団長は、さすがに終始高いテンションを保って団員たちを指揮していました。
 昼食がまだだというので、国際線ターミナルで食事がとれるところを探しましたが、ファミリーレストランとラーメン屋くらいしかなく、チェックインまでの短い時間に食事が終るかどうかわかりません。急遽キオスクで菓子パンと温かい飲み物を買い占めて団員に「配給」しました。
 その間、松山 日本中国友好協会福岡県連合会事務局長、星野 福岡公演実行委員会副委員長、横田福岡公演実行委員会事務局長をはじめ、料理交流などを通してすっかり顔なじみになった方々、岐阜から駆けつけたIさんとお嬢さんが互いに記念写真を撮りあったり、おしゃべりをしたりして過ごしました。

 田中全国公演実行委員長が1ヵ月に渡る公演の労をねぎらい、団員および日本側随行員の皆さんへ感謝の意を述べたあと、星野実行委員会副委員長が「今回は日本全国で1万3600人を越える人が北京風雷京劇団を鑑賞し、大成功を収めました。この成功は京劇団の皆さんと各開催地実行委員の皆さんの努力の成果です。次回は北京でもお会いしたいです」と挨拶。
 松岩団長は、「中日友好の未来のために、このような文化交流を今後も続けていきたい。もし北京に風雷京劇団を観に来られたら、50度以上のお酒(蓋両酒?)で歓待します」と応酬。さらに、「日本の皆さんの暖かいもてなしと熱心な取り組みに、団員一同心から感謝します」と述べました。福岡県連の古田さんが、木目込み人形を記念品として贈呈。出国審査に入っていく団員たちと最後の別れを惜しみました。

 団員を見送った後、日本側随行員のIさん、舞台監督の殷秋瑞さん(NHKの中国語講座出演)、字幕係のKさん、運転手のIさんにねぎらいの拍手をして、北京風雷京劇団日本公演の日程は全て終了しました。

短いインタビュー

Q  「今回の日本公演で、気に入った町はありますか?」
程寧 「どこの町もそれぞれ個性的で、どれが一番とはいえません。でも、どこも想像していたより可愛かった」

Q  「それはどういう意味?」
程寧 「きっちりした感じ、小さくまとまった感じかな」

Q  「長い公演で疲れたでしょう。帰国したら何をしますか?」
ハオ・イン 「帰国後1日だけ休んで、その次の日からまた公演が始まります」

Q  「えっ? それってハードすぎませんか?」
ハオ・イン 「いつもこうなんで、慣れてます」

Q  「ちょっと風邪気味?」
ハオ・イン 「少し声がかすれてるけど、明日休めば直ります」(←タフですね…)

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